遺物・・・。

　引っ越しが、迫ってきたぞ！
　
　そんな訳で今日は、部屋の片付けを一日中してみたりしたのだが・・・、結局、一日じゃ終わんなかった。

　パッパ、パッパやれば良かったんだろうけど、そうもなかなかいかないんですよね、片付けって。

　何とも懐かしい品々が、ジャンジャガ、ジャーン！昔の写真とか、通信簿とか、ファミコンのカセットとか、ニルヴァーナのCDとかか・・・。

　うん、非常に懐かしい。

　昔は、ヨカッタと歳をとった人達が、しばしば、口にするけど、そんな事を言いたくなる気持ちが少しわかる気がした。

　カート・コバーンは、もう、僕達の世界にはいない。自殺してしまったのだから。そして、彼はこの世を去り、歌だけが残った。

　あの頃、僕は、マトモに生きようとすると、人は長生きはデキナイのだと、本気で思っていた。そして、彼の様に、自らの命を経つ事でしか、それは叶わないと思っていた。今になってみれば、その頃の僕がマトモに生きていたとは思えないし、そもそも、そんな事を本気で考え悩む必要など、何処にもなかったのだけど、それでも、無知な僕は、そう信じて、明るくない将来を憂いていた。

　それの何処が良くて、昔は良かったと？

　わかるでしょ？何処がと言っても、何となくとしか言えないけどね・・・・。

　今日は、ここまで・・・　　　つづく。