異国の地の思い出に・・・。

　「今日は、早く起きた。まぁ、早く起きたと言っても、仕事人は、みな、起きている時間だが・・・」

　そんな訳で、今日は、日記を書くのも早い。今日は、久々に朝から晩まで勉強した。何故かは、よくワカラナイが、やはり規則的な生活というか、朝日を浴びて目覚めるという事は、とても大切な事だと、改めて思った。

　ここ一ヶ月は、昼と夜が逆転していた。睡眠時間は、普段と変わらないのだが、やはり勉強をしていても、調子が上がらなかったのが実際の所。自分は、来年の春が本番だと、余裕をかませる身分でもなく、やはり、この時期こそ、基礎固めに精を出しておきたいのが本音である。そこで、今日は強引に睡眠時間を減らして、朝早く起きてみたのである。

　さて、起きてからというもの、午前中は化学の勉強をした。それから、お腹が空いたので、散歩がてらに、昼食を買いに出かけたのだった。そして、しばらく、テクテクと歩いていると、ふと、建物のガラスに映る自分の姿が目に入ったのだった。

　「汚い・・・」

　かなり、汚い。別に、お風呂にも毎日入っているし、服も着替えている。ばってん、どこかしら汚らしい。まぁ、無精髭もノビノビだったので仕方ないといえば、それまでなのだが、なんだか、ドッと歳を重ねた気分がして、自分自身がいたたまれなくなったのだ・・・。

　まぁ、そんなこんなで、帰宅してからも溜め息をついていると、いつだか、（たしか、20歳だったと思う。）タイに一週間ばかり行っていた時の出来事を思い出した。
　
　知っての通り、タイは、結構オカマちゃんが多い。既に、女性と見分けのつかないと言った人から、まだ、男性そのものの人まで、日本と比較すると、かなりの確率で道端で出会うのである。そして、そんな国に行った僕は、彼女？達も含め、多くの女性にやたらとモテていたのを思い出したのである。例えば、御飯を食べに屋台やら飲食店に入ると、連れの人間と同じモノを注文しているのに、なぜか僕だけ別の食べ物まで同じ値段でついてきたり、（マクドナルドでサムライ・ポークバーガー＜日本名：てりやきチキン＞を一つ頼んだだけなのに、ジュースとデザートを一緒に出された時は、ビックリした。店員の女の子に、「注文と違う」と英語で言うと、ただ、笑顔でニコニコされたのだ。ちなみに、値段は、ハンバーガー一個ぶんしか払ってない。）また、ホテルのプールで泳いでいると、プールサイドにあるバーの店員がやってきて。「あなた、ハンサムですね」とかなんとか、英語で話し掛けられ、しまいには、ビールをタダで飲ませてくれたりと、大変、有意義な滞在だったのだ。（やはり言わなくてはいけないと思うのだが、バーの店員は女性の格好はしていたが、間違いなく、男だった。）

　この様な異国の地の思い出に浸り、僕はやる気を取り戻したのである。そして、今まで今日は勉強することができたのだった。

　ちなみに、未だに、何故にタイで、僕がフィーバーしていたのかは、わからない・・・。

　今日は、ここまで・・・　　　つづく。

・今日の勉強時間

　数学
　化学
　生物

　　合計7時間

　これから日本史を一時間半ほどやる予定です。